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平成15年度土木学会論文賞

この度、解析技術グループ 韓 銅珍が平成15年度土木学会論文賞を受賞いたしました。


平成15年度 土木学会論文賞

論文主題:大阪湾における汚濁負荷量の総量規制施策が水質保全に与えた効果の科学的評価
受賞者:中辻啓二(大阪大学)、韓銅珍(株式会社ハイドロソフト技術研究所)、山根伸之(株式会社建設技術研究所)


論文について

「本研究は、汚濁負荷の流入、水域での水質、底質変化、流動等に関する知見を総合化・体系化し、低次生態系水質モデルを適応し、大阪湾を対象として70年にわたる長期の水質シミュレーションを体系立てて行い、大阪湾の沿岸環境の変遷とその原因である沿岸陸域の社会・経済活動との関連性を陸域からの汚濁負荷量の変化から長期的に考察した論文です。」


今回の論文で勉強になったこと

「研究を行いながら、最近70年間における日本の経済活動の変化、人口などの社会的な状況、また長期間の水質などの観測値を整理しながら人間の社会的な活動と環境の変化との密接な関係が実感できたこと。」